早いものでもう10月ですね~!暑くて湿度の高い、 金継ぎ日和 の夏が終わっていくのが名残り惜しい今日この頃です… (´・ω・`)
今日は 刻苧(こくそ)埋めと、生漆(きうるし)の固めと、水研ぎをやってきました!
刻苧(こくそ)埋め
まずは前回 刻苧をつけた部分、または割れを接着した部分をカッターで削って表面を平らにし、 刻苧を塗った部分は320番空研ぎサンドペーパーで研いで、今日の 刻苧がノリやすくします。
そして、地道に 刻苧(こくそ)を作ります。
のり+生漆 1:1
生漆がフレッシュなので、混ぜると色がう薄い「麦うるし」を見ると癒されるのは私だけ?
刻苧(こくそ)作りま~す
三辺地粉(さんべんじこ)⇒木粉(もっぷん)⇒刻苧綿(こくそわた)の順に混ぜます◎
だいたいいつも三辺地粉(灰色)を入れすぎて固くなりすぎる(反省)
いざ、 刻苧を塗っていきます!
木片ので埋めてる器も、隙間にさらに 刻苧を足します。
生漆による固め
刻苧で埋め終わっている器は、320番で空研ぎした上から、生漆を塗ります。
ただそれだけ。
水研ぎ⇒黒呂色(くろろいろ)漆
上品で、小さいのに、高価だったこの器の欠け。すでに生漆の固めが終わっていたので、今日は水研ぎです。
研ぎすぎてしまいました… 先生に、「これ、あかんですよね?」って聞いたら、研ぎが足らん!と言われ、さらに研いだところ… 左側を研ぎすぎでガタっ窪んでしまった。「大丈夫大丈夫、黒呂色漆ぬっちゃって」と言われたので、時間もなかったので塗りましたが… 私のPerfectionに反する。。。
この後やっぱり、電車で家に帰る道中、これは良くないと思って、次回はもう一度 刻苧で埋めることから再開しようと思います(´・ω・`)ショボン
後で金を撒いてからでは遅いので、妥協を許さないKintsugi-Girlの金継ぎであります!
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