はじめまして、大阪出身、2015年から東京に住んでいる、Yukiです!
平日は製薬会社に勤める傍ら、土日は海外MBA(経営修士)大学院の日本校に通っています。
何故こんなハードな毎日を送っているかは、また別の機会に説明するとして、一生、大企業のサラリーマンを続ける人生でいいのか?という自分の中の問いかけに、常に葛藤の日々です。
そしていよいよMBAも最終年、卒業論文を書く時期になりました。
新規事業のビジネスプランを書く、というのも卒業論文の一つのテーマになります。
でも、どのような事業をしたいのか?
悩みに悩んでいた末、脳裏に降りてきたものがありました。
思い出のポーランド食器を割り、金継ぎと出会う
金継ぎ(きんつぎ)!
実は昨年(2018年)10月2日に初めて「金継ぎ」という言葉を知りました。
ドイツに住んでいた時に購入し、日本に帰国した時も大切に持ち帰った、ポーランド食器「ボレスワヴィエツ」。
洗っている時にうっかり手を滑らせて、落として割ってしまいました。
ポーランド食器が、100均の器に当たり、ポーランド食器だけが割れたという…
(100均の器の方が強いのか?!)
諦められず、インターネットで「うつわ 修理」と検索し、
「うつわ」を「修理」してくれるサービスを、楽天で見つけました。
何故、修理なのに、金色とか銀色を選べるのだろう?とその時は全く分かっておらず
目立たない色で修理を依頼してしまいました。
しかし、再び堂々と思い出のポーランド食器を使えるようになったのは、とてもうれしかったのです。
その数か月後に初めて、金継ぎの価値や背景、さらに世界でも注目されていることを知りました。
金継ぎ、金継ぎ、金継ぎ…
さっきまで週一回で習っているガールズヒップホップダンスに行っていた私。
ダンスしている最中に突然「金継ぎ」が脳裏に降りてきて
ダッシュで家に帰り、この最初のパッションを忘れないよう、ブログに書くことにしました。
せっかく今、MBAで勉強しているビジネス。
日本オリジンの金継ぎを世界に広めるとなれば、自分の特技であるドイツ語と英語も生かせるチャンス?!
私ならきっと、日本を超えて世界中で、金継ぎファンを見い出し、広めることができると確信(`・ω・´)
(そして海外移住できるチャンス…?!)
金継ぎをどう会社にするか?
日本に古くからある金継ぎは、金継ぎ職人さんが本業とされているはず。
突然「金継ぎの神」が降りてきた小娘に何ができる?
いやいや、きっと、金継ぎとは無縁だった何もない私だからこそできる、別のアプローチがあるはず?!
まずはMBAで学んできたことに忠実に、金継ぎを取り巻く環境や、関係する人々、そして顧客のニーズを
客観的に調べてBusiness Model Canvasに落とし込み、
きちんとした姿で、世界中に新しい価値を広められるように、アクションを開始します!
それではまた!
後日談【2025.3.28追記】
金継ぎの会社「つぐつぐ」を創業して、まる5年が過ぎました。
金継ぎ女子のウェブサイトとしてスタートしたこの記事(現在は、株式会社つぐつぐの公式ウェブサイト)のブログ投稿数が200件を超えていることに気づきました。
そして、金継ぎを始めようと思った最初はどんな気持ちだっただろう?と改めてこの記事を読みました。
大変お恥ずかしい内容が満載で、顔が赤くなります…!
金継ぎのスキルや、会社の経営することの経験値が増えてきた今、もっと良い内容にブラッシュアップ・書き換えることも考えましたが、これが本当の自分で、初心だったので、あえて触らずに、残しておこうと思いました。
誤字脱字の修正と、付け加えた方が読者にとって有益・わかりやすい情報は、追記したいと思います。
ちなみに、当時通っていたガールズヒップホップダンスの教室ですが、その後コロナ感染症の流行で予約が取れなくなり、通い始めて1年も経っていなかったと思いますが、辞めてしまいました。ということで、本当はカッコよく踊りたかったのですが、全然踊れません (笑)
たくさんある記事ですが、今もつぐつぐに来てくださるお客様が、昔の記事を「読んだよ〜」と言ってくださいます。
金継ぎのことを全く知らなかった私が、ここまで来れた軌跡・奇跡を公開することで、誰かの背中を押せたり、お役に立てたら嬉しいです!
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