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1日完結 金継ぎワークショップ|東京2店舗開催【詳細はこちらから】

東京に2拠点(恵比寿・浅草)ある東京金継ぎ教室 つぐつぐが、少しだけ金継ぎをやってみたいあなたのために、1時間の金継ぎワークショップを開講しています!このページでは、金継ぎワークショップが通常の教室とどう違うか、ワークショップがおすすめの方、またワークショップの内容詳細についてご紹介します。

金継ぎ教室とワークショップの違い

①金継ぎ教室とは?

つぐつぐでは、週10〜11コマ金継ぎ教室を開講しています。
生徒様が自分の割れた器を自分で修理するのを、先生が丁寧に指導することで、失敗なく上手に金継ぎすることができます。
1回の金継ぎ教室は90分で、金継ぎ修理を完成するまで通常8〜10回以上かかります。また、うるしを乾かすために期間をおかなければいけないので、同じ器を次の工程に進めるためには、2日〜1週間はあけて次回お越しいただく必要があります。数個の割れた器を並行して修理することができます。(年間の保管料をお支払いいただければ、着手した器は、最大8個まで、教室に保管が可能です)
完成するまで数ヶ月かかることがほとんどです。そして、金継ぎの工程は地道な作業で、大きく分けて5工程あります。
割れた器をお持ちでないお客様のために、つぐつぐの中で壊れた陶器を無料〜安く販売もいたしております。

②1日完結の金継ぎワークショップとは?

たくさんのお客様がご自身の手で金継ぎを最初から最後まで行うことを楽しんでいらっしゃいますが、中には、金継ぎがどのようなものか、その一部だけでも試してみたいというご要望もありました。
うるしを乾かすのに日数がかかるため、全ての工程を1日で行うことはできず、壊れた器を一から最後まで完成させることはできません。

▼ 100年くらい前の傷ものの伊万里の器をメインにご用意しています。矢印にある黒い部分は、当社の金継ぎ師が仕上げの一歩手前まで修理した箇所です(黒漆が塗られています)この黒漆の上に金粉を蒔いて仕上げていただきます。

▼ 金蒔き後

金継ぎワークショップがおすすめな人

金継ぎワークショップがおすすめな方、ご要望の多かった方の背景は、下記があげられます。

  1. 旅行中で滞在時間が短い
  2. 外国人で日本の文化を経験したい
  3. 金継ぎがどのようなものか、少しだけ知りたい
  4. 特別な経験を誰かとシェアしたい、プレゼントしたい
  5. 会社・組織のチームビルディングや福利厚生で、金継ぎをやってみたい

それぞれについて、詳しくご紹介いたします。

1. 東京を旅行中で滞在時間が短い

今でこそ金継ぎはブームとなり、教えることができる教室が増えてきましたが、日本にお住まいでも東京や大阪などの大都市以外で金継ぎできる場所は限られています。つぐつぐには、大変遠方からちょっとだけ金継ぎをやってみたい!と、東京への観光ついでにお立ち寄りいただくことがあります。

2. 日本の文化を体験したい

また、特に人気なのが外国人からのご参加です。金継ぎは日本発祥の伝統文化として、海外ではとても人気です!日本でしかできないこととして、本場の日本で金継ぎは必須でしょう。つぐつぐには英語ができる先生がいるので、金継ぎについて歴史を学びながら、実際に手を動かして金継ぎできます!自分で金継ぎした器がもらえるのも、日本にきた唯一無二の思い出になりますね。短期の旅行中だけでなく、旦那様のお仕事で数ヶ月から1年だけ日本に滞在している外国人の方も、よくご参加いただきます。(注意:金継ぎした器を乾かしてクリーニングするのに数日かかるので、すぐに母国にお帰りになる方には、後日、国際宅急便でご自宅まで配送します。数日間近くにいらっしゃる方は後日取りに来ていただけます)ついでに金継ぎキットをお土産として購入してお帰りのお客様も増えています。(街中にも、空港にも売っていない、つぐつぐ特製の金継ぎの商品です。通販で購入できます)

3. 金継ぎがどのようなものか、少しだけ知りたい

金継ぎは回数を重ね、数ヶ月かかるプロセスですので、自分が金継ぎを好きになれるか、挫折しないか心配…という方が、金継ぎをちょっとだけやってみたいということでご参加されるケースもあります。ワークショップを行ったのちに、自信を持って本格的な金継ぎ教室に通い始められることもあります。また、少しだけ時間が空いた長期休みなどに、ご友人・カップル・ご家族で、いつもとちょっと違った経験として金継ぎワークショップに申し込まれる方もいらっしゃいます。90分だけ非日常を味わって、毎日の生活を豊かにしませんか?

4. 特別な経験を誰かとシェアしたい、プレゼントしたい

高級なレストランや、よくある観光名所はもう飽きた…そんなあなたに、金継ぎワークショップは新しい経験となること間違いなし。一人で黙々と教室で金継ぎするより、ご友人や大切な家族、カップルなど、大好きな方と一緒に金継ぎを体験して、世界でたった一つの金継ぎ器を作りませんか?実は手先が器用だったり、ちょっとぎこちなかったり。そんな一面が垣間見得て、器を継ぎながら人との絆が強くなっていく。傷をアートとして、歴史を隠すのではなく強みにして乗り越える。そんな金継ぎを誰かと一緒に挑戦するのは、思い出に残るひと時かと思います。ワークショップに参加するついでに、自分の家にある割れた器の写真を見せて「金継ぎキットで自分でできるかな?」と相談される方もいます(笑)

5. 会社・組織のチームビルディングや福利厚生で、金継ぎをやってみたい

金継ぎはただモノを直すだけではなく、世の中の喧騒を忘れ、手先に集中して、ただ一つ器と向き合う。そんな特別な時間・経験を通して、メディテーションの一つになったり、チームとして一体感を得るための共同作業となり、ご参加された方々の仲が深まります。スポーツ界や海外では、この金継ぎのヒーリング作用・自己効力感といった精神的な効果に注目しています。海外の方から特に人気が高く、日本の社員と海外からの社員が一緒に行うアクティビティとしてや、企業の中で福利厚生として取り入れていただくことが増えています。国内でも珍しく、大人数にも対応しており、英語での実施も可能で、「Bonding Experience」としてご満足いただいております。

つぐつぐの金継ぎワークショップの特徴

①本格金継ぎワークショップと、②金継ぎ風アクセサリーづくりの、2種類の金継ぎワークショップがあります。

①本格金継ぎワークショップ

通常大変長い期間かかる金継ぎを、一番楽しい最後の金で仕上げるところだけお客様に体験いただけるよう、つぐつぐのプロ金継ぎ師が、割れた器を最後の一歩手前まで準備しています。割れた器は、ドネーションでいただいたものから古い伊万里の割れた器などを使用しているので、不要なもの・古いものをアップサイクルするエコな活動の一部になります。ただ金継ぎの作業をするだけでなく、金継ぎとは何かの歴史背景から、プロの金継ぎ師が丁寧に教えますので、金継ぎの世界に引き込まれて特別な時間が過ごせること間違いなし。自分の手で器を蘇らせた後は、修理ってこんなに大変なのか!と、身の回りのものを大切に使う気持ちが芽生えるかもしれません。昔の人が、自然にあるものだけで直し、受け継いできた金継ぎを、あなたの生活に取り入れてみませんか。

(↑本物のうるしを塗って、室町時代から伝わる、伝統金継ぎ)

②金継ぎ風アクセサリーづくり

うるしを使った金継ぎと一線を画すのが、昨今金継ぎを真似て作られた、金継ぎ風(なんちゃって金継ぎ)アクセサリーや箸置き作り。こちらは合成接着剤と、うるしに似せて作られた合成樹脂で、口に触れないものを作成します。うるしかぶれが心配なお子様連れの方からご要望があり、このワークショップも始めました(60分)。金継ぎを知ってもらう一歩手前の入門として体験いただけます。

金継ぎワークショップの料金と時間

2種類の金継ぎワークショップの内容

まずは2種類の金継ぎワークショップから、どちらかをお選びください。(迷ったら、つぐつぐとしてはをオススメ!)

1. 本格金継ぎ(所要時間 約90分、完成品はプレゼント/不要で選べる、本格金継ぎの最後の工程を体験、食品安全法適合)

対象年齢:10歳くらい以上(手で、顔やいろんなところを触ってしまいそうな方でなければ、年齢は問いません)

つぐつぐ特製 漆乾燥ボックス

2. 金継ぎ風アクセサリーづくり(所要時間 約1時間、完成品はその場でお持ち帰り)

シーグラス/陶器選び(通常4点まで)・アクセサリーパーツ選び(通常2点まで)→接着→筆で金仕上げ→アクセサリーの場合は金具の接着

【注意】完全に固まるには丸1日かかるため、お持ち帰り時に金のラインに触れないようお願いします。

対象年齢:6歳以上

金継ぎワークショップの料金(税込)

① 漆を使った本格金継ぎ:16,500円/名(器プレゼント付き・純金仕上げ)

海外からの参加者がいた場合、日本語と英語で同時開催することがあります

② うるしを使わない金継ぎ風アクセサリー・箸置き:6,600円/名
海外からの参加者がいた場合、日本語と英語で同時開催することがあります
予約サイトから前払いです。

<本格金継ぎに関する特記事項>

ワークショップで金継ぎの仕上げを体験いただけるよう、金継ぎ師が割れた器を仕上げの一歩手前まで準備するのに時間がかかっております。そのため、器プレゼントが不要の場合は割引金額で受け付けており、ご予約が取りやすくなります(予約不可の表示でも体験できる可能性があります)。器のプレゼントが不要の方は、事前に当社の「お問い合わせ」からご連絡ください。

海外送料 約4,500円/箱 ⇨当日持ち帰るか、後日引き取りに来られれば無料
アメリカ・ヨーロッパ・カナダ・韓国はこちらのお値段で可能です。オーストリアなど遠方の場合はこれより高くなります。

国内送料 (枚数を見て箱の大きさで決まります) 当日お支払い ⇨ 当日持ち帰るか、後日引き取りに来られれば無料

器の準備があるため、1週間前の18:00までのご予約がおすすめです。

【注意】1の本格金継ぎでは、本物の漆を使用しており、食器にも安心して使用できます。しかし、漆は皮膚につくとかぶれる可能性がありますのでご注意ください。手袋を着用していただき皮膚を保護することを推奨しますので、先生の指示に従ってください。当社はワークショップや教室によって起きた怪我や被れに責任を負いません。
2の金継ぎ風アクセサリー作りで使用する合成うるしはかぶれにくいと言われているので、2は主にお子様にオススメしております。

金継ぎワークショップ開催日時

以下の予約サイトからご確認ください。
※注意:遅れて参加された場合も、終了時刻を延長することはできませんので、あらかじめご了承ください。

金継ぎワークショップの予約の取り方

下記の予約サイトから24時間気軽にご予約いただけます。

恵比寿/Ebisu伝統金継ぎワークショップ/Traditional Kintsugi Workshops:https://coubic.com/tsugutsugu/736314

恵比寿/Ebisu【簡易】金継ぎワークショップ/【Kintsugi-style】Workshops 60分/mins:https://coubic.com/tsugutsugu/2239882

浅草/Asakua 伝統金継ぎワークショップ/Traditional Kintsugi Workshops:https://coubic.com/tsugutsugu/933486

浅草/Asakusa【簡易】金継ぎワークショップ/【Kintsugi-style】Workshops 60分/mins:https://coubic.com/tsugutsugu/4452380

▼ 下記のカレンダーの色付きの枠をクリック/タップすることでも予約にすすめます。

英語での金継ぎワークショップをご希望の方

現在、外国の方からの参加希望が多く、金継ぎ講師が対応できるよう特訓中です。流暢な英語ではありませんが、できる限り対応しています。英語でのワークショップをご希望の方は、ご予約時にご記載ください。また参加者に日本語希望と英語希望の方がいらっしゃった場合、両方への説明のために、日本語と英語両方で説明しますので、あらかじめご了承ください。

ツアーに金継ぎワークショップを検討中の観光会社の皆様へ

近年、海外からの観光客が急増しており、多くの観光会社様から「つぐつぐ」の金継ぎワークショップをインバウンドツアーのメニューに取り入れたいとのお問い合わせをいただいております。以下、つぐつぐの金継ぎワークショップについて、観光会社の皆様が知りたい情報を網羅的にご案内し、スムーズなご検討に役立てていただければ幸いです。

つぐつぐの金継ぎワークショップとは

これまでアメリカ、ヨーロッパ、カナダ、オーストラリア、韓国、中国、その他の東アジア諸国からのお客様にご利用いただいております。大学の学生団体、企業の研修旅行、ご高齢の方を含む家族ツアーなど、ツアーでの参加者は様々です。
月100個の割れた器を金継ぎしているため、工房には金継ぎ中の器がたくさんあり、本物の作業現場で体験いただけます。つぐつぐの金継ぎワークショップでは、金継ぎの実技だけでなく、その歴史や文化的背景についても知ることができるため、参加者は単なる体験を超え、日本人の価値観や伝統文化に深く触れることができます。多くの方々から「日本の文化を理解する素晴らしい機会だった」と高い評価をいただいております。

外国人観光客への対応

つぐつぐの金継ぎワークショップは英語での対応も可能です。金継ぎを英語で提供できるワークショップはほとんどない中、特に海外のお客様に選ばれる理由の一つとなっています。日本人と外国人が混在する場合は日本語と英語の両方で進行し、外国人のみのグループの場合は全て英語で実施いたします。しかし、本物の金継ぎ師が直接英語で進行するため、担当者によっては外国語が流暢ではない場合がございます。本物の金継ぎ師が、日本の伝統・金継ぎの魅力を海外の方にも伝えられるよう頑張っておりますので、ご了承ください。ツアーに外国語が流暢なガイドさんがいらっしゃる場合は、金継ぎ師が日本語で説明し、ガイドさんが訳をして進行いただくことも可能です。専門的な用語は使わないようにしていますので、ガイドさんは翻訳を心配する必要はございません。

ご利用方法と条件

つぐつぐのワークショップは、観光会社様のツアーメニューに自由に組み込んでいただけます。
ただし、以下の点をご留意ください:

  1. 料金体系について
    つぐつぐの金継ぎワークショップは大変人気のため、度々予約を一時停止することがあります。また値引き対応は行っておりません。その代わり、観光会社様が自由に手数料を上乗せするなどしてツアー価格を設定していただけます。(さらに多くの金継ぎワークショップを開催できるよう、金継ぎ師の採用と育成に力を入れております。現時点では対応人数や予約枠に限りがあるため、早めのご予約をおすすめしております。)
  2. 予約方法について
    観光会社様が仲介人としてお客様に代わり、つぐつぐへ直接ご予約されることが多いです。サービスの一貫性を保つため、全ての観光会社様で同じ条件での提供となります。
  3. 対応可能な人数について
    浅草店でのワークショップは最大15名まで対応可能です。それ以上の人数の場合は、都内の別会場での出張開催も承っております。
  4. 支払い方法についてつぐつぐの金継ぎワークショップでは、以下の3つの支払い方法をご用意しております。事前決済を選択いただくことで、当日の手続きがスムーズになり、ワークショップ運営がより円滑に進むため、できる限り前払いをおすすめしております。観光会社様のご都合に合わせて、以下よりお選びください。
    • 前払い(クレジットカード)
      メールに決済リンクをお送りいたします。リンクからクレジットカードでお支払いいただけます(手数料無料)。事前に決済が完了するため、当日の手続きがスムーズです。
    • 前払い(銀行振込)
      PDF形式の請求書をお送りいたします。記載された口座へお振込みください(振込手数料はお客様ご負担となります)。
    • 当日店頭払い
      ワークショップ当日に店頭でのお支払いも可能です。ただし、当日お支払いの場合は手続きにお時間をいただきます。店頭で発行する領収書は、宛名欄のあるレシートタイプのものとなります。

金継ぎのお土産もあります

金継ぎワークショップ参加後、多くの方が「帰国後も金継ぎを続けたい」と、自宅で自分で金継ぎできる道具が揃った「金継ぎキット」や、金継ぎされた器を購入されます。これらのお土産品は大変人気が高く、旅行の思い出をさらに特別なものにしています。当日店頭でご購入いただけます。

企業・団体向けワークショップをご希望の方

最新情報は下記のページをご確認ください。

2022年12月に42名という大規模な金継ぎワークショップを行いました。チームビルディングや、外国からのお客様に日本の伝統を体験して欲しいと、当社のワークショップが人気です。(↓42名の金継ぎワークショップの様子はこちら)

1日ではなく、本格的に金継ぎを習いたくなったら?

上記のワークショップは1時間程しかないため、自分の割れた器を一から金継ぎで直すことができません。
つぐつぐでは、本物の漆を使って自分で金継ぎするための教室を、週10〜11コマと幅広い時間帯・開催数で行っています!時間はかかりますが、あなたが本気で金継ぎするのを完全サポートしますので、下記のページに詳細を掲載していますのでご覧ください。金継ぎ検定もありますよ^^

よろしくお願いします!

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