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出張・大規模金継ぎワークショップの料金体系のお知らせ

2021年より東京で金継ぎ教室を開講してきたつぐつぐですが、コロナが終息した2023年から、大規模な金継ぎワークショップ開催のご依頼をたくさんいただくようになりました。

つぐつぐの店舗がそれほど大きくないため(1回の最大開催人数は、恵比寿店は6名様まで、浅草店は15名様まで)その人数を超える大規模なワークショップの場合は、つぐつぐの店舗ではなく、ご指定の場所に伺うか、別の場所を借りて実施するようになりました。

これまではお問い合わせくださった方に個々にご案内しておりましたが、いつでも情報を知っていただけるように、出張および大規模な金継ぎワークショップをつぐつぐがご支援させていただく場合の流れや料金体系をご案内させていただきます。

出張金継ぎワークショップ開催の流れ

下記の情報を、つぐつぐのお問い合わせより、メールでご連絡ください。(少人数で運営しているため、電話ではなくメールでお願いします)

  1. 伝統金継ぎ(器を本物の漆・23KT金粉で本格的に金継ぎする)か、簡易金継ぎ(合成樹脂を使って金継ぎ風アクセサリーづくり)のどちらをご希望か
  2. 希望日時、時間
  3. 予定人数
  4. 開催場所(地区ではなく詳しい住所)

所要時間はどちらの金継ぎワークショップも約1時間です。参加者によっては最大30分長くなることもありますが、ご希望のお時間をお申し付けいただければ、きっちり1時間で終わるなど、ご要望通りに対応いたします.

プレゼンテーションで金継ぎの歴史や哲学などの学びのコンテンツを増やして、ワークショップ時間を長く充実させて欲しいなどのご希望は別途お知らせください。(1.5時間を超える場合は時間に応じて追加料金となります)

伝統金継ぎと簡易金継ぎの内容の違いについては、下記の記事をご覧ください。

1ヶ月以上前にお問い合わせをいただくことをお勧めします。金継ぎ師の人数が限られており、ご希望の開催日に金継ぎ師の出勤を調整するためです。調整できれば、通常金継ぎワークショップを行っている時間外でも対応が可能です。また土日より月〜金の方が調整しやすいです。

開催場所は、現時点ではどこでも対応可能というわけではなく、つぐつぐ恵比寿店(東京都渋谷区恵比寿)から公共交通機関で片道1時間以内くらいの場所をメインに開催しています。それ以上かかる遠方が全て不可ではないですが、日時・参加者の人数・規模感などを総合して、実施可能か判断しますので、ご相談ください。

人数と場所に応じて、対応する講師の数が異なります。下記の料金表はその目安となります。

開始時間の1時間前に準備を開始させていただき、終了後1時間以内に片付けが完了しますので、ワークショップ開催時間を含めて3時間〜3.5時間は会場を使用させていただくようお願いいたします。

遠方であったり、参加人数が多い場合は、ワークショップに必要な物品を事前に郵送、開始後に返送する場合があります。受け取り・発送にご協力をお願いします。

参加者が6名以下でしたらつぐつぐ恵比寿店および浅草店、7〜15名以内でしたら浅草店での開催をおすすめします。店舗での開催の場合、金継ぎワークショップを体験できるだけでなく、本物の金継ぎ器がたくさんあるので、金継ぎについてより深く知っていただけて満足度が高いです。

出張金継ぎワークショップの料金体系

2025年1月以降の、出張金継ぎワークショップの料金体系です。(予告なく変更になる場合があります)

ワークショプ開催のための金継ぎ師の特別出勤の調整、物品の郵送や移動費・駐車場代などによって、5,500円/組〜の追加料金が発生します。金額はワークショップの日・場所・規模にもよりますので、お尋ねくださいませ。

料金や開催内容は変動があるため、過去のブログに記載のものと異なっていた場合、こちらの案内を最新版としてご検討ください。

1ヶ月以上前:大人数のワークショップをご希望の場合は、当日対応する金継ぎ師を確保するため、想定人数と日時をお早めにご連絡ください。その時点での開催可否をすぐご連絡させていただきます。

開催1週間前18:00まで:キャンセルが可能です。人数・日時・場所が変動したら、都度ご連絡ください。大幅に変更された場合、対応できない場合があります。ワークショップ開催のお時間だけでなく、前後の準備時間が十分に取れない場合は開催できませんのでご注意ください(急いで片付けを行うと、会場を汚してしまう可能性があるため)

開催3日前18:00まで:人数変更可能です。ただし、当社が準備物を発送した後のキャンセルは、往復の郵送費用をご負担いただきます。この後は、キャンセル・変更ができません。

開催3日前18:00〜当日:人数が減った場合も、開催3日前18:00までにご連絡いただいていた人数分ご請求します。人数が増えた場合、金継ぎ師及び準備物の数が充足している場合は対応し、増えた人数分も追加でご請求します。

支払いタイミング:前払い・後払いどちらも可能です。後払いの場合、開催日から2週間以内にお支払いをお願いします。

対応言語について

日本語だけでなく英語でも開催が可能で、同じ料金です。ただし、全ての金継ぎ師が英語を流暢に話せるわけではありませんので、金継ぎワークショップの参加者の人数と、その時に対応可能な金継ぎ師によっては、英語が話せない金継ぎ師が対応メンバーに入ることもあります。ただし少なくともプレゼンター1名は英語で説明可能な状態にいたします。その他の講師は英語の対応能力に差がありますが、金継ぎワークショップの進行と技術指導は問題ありません。難しい英語での質疑応答はプレゼンター主導で対応することで、これまでご満足いただいております。

金継ぎした器・アクセサリーは当日持ち帰れますか?

①伝統金継ぎワークショップの場合

伝統金継ぎワークショップでは、本物の漆を使用します。温度と湿度を管理した場所で数日おき、漆を完全に乾かす必要があります。

出張金継ぎワークショップでは、基本的には、当日お持ち帰りいただきます。そのまま器をお渡しするのではなく、出来上がった金継ぎ器を、漆を乾かすため湿らせた箱に器を入れ、袋に入れた状態でお渡しします。20〜30℃の暖かい場所に置き、最低24時間は開封しないようお願いします。しかし、できるだけ長くこの箱の中で保管いただきたく、ご移動がなければ3〜7日ほどお部屋に置いておくことを推奨しています。

②簡易金継ぎ(金継ぎ風アクセサリーづくり)の場合

かわいくラッピングして、その場でお渡しします。合成樹脂が完全に固まるまで、24時間はご使用にならないようにお願いします。

遠方での開催の場合

つぐつぐ恵比寿本店から公共交通機関で片道1時間を超える場合は、基本的には下記の追加料金を頂戴します。

  • 新幹線や・特急料金が必要な場合、その金額
  • 出張先が最寄りの駅から遠く、タクシーを利用する場合、往復のタクシー料金
  • 宿泊を伴う場合は宿泊代 x 講師数

その他

伝統金継ぎワークショップは非常に人気で、予約困難なことが多いです。そのため、伝統金継ぎワークショップをご希望で、器のプレゼントなし(参加者が完成させた金継ぎ器をお渡しせず、つぐつぐが引き取り再利用する)に変更されると、予約が取りやすくなります。
器のプレゼントが不要の場合、上記金額から6,600円/名を割引し、9900円/名で参加が可能です。

出張の伝統金継ぎワークショップと、つぐつぐ店舗での伝統金継ぎワークショップは、内容がやや異なります。
店舗で実施する場合、時間は90分と長くなります。
つぐつぐが器を2枚用意し、最後の工程「金で仕上げる」に加えて、金継ぎの最初の工程である「割れの接着」も体験できます。
ただし、割れの接着を行った器は持ち帰ることができず、最後の工程「金で仕上げる」を行った器のみプレゼントとなります。(「割れの接着」は、その次の工程へ進むことができず、完成しないからです)

一人でも多くの方に、唯一無二の金継ぎ体験による感動提供したいと思い、日々活動しております。どうぞよろしくお願いいたします!

↓企業・団体向けに1日完結金継ぎワークショップを行ったときの記事です。

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